消費者金融とサラ金
月曜日, 8月 2nd, 2010
ある世代から以前の人は、消費者金融というよりもサラ金という言葉のほうがなじみが深いかもしれません。1970年代から消費者金融のサービスを提供している業者はサラ金業者と呼ばれていたためです。
サラ金というのは「サラリーマン金融」の略を指します。個人融資については、当時サラリーマンを対象にして商売をやっていたこともあってサラ金という言葉が定着しました。ただし1980年ごろからは、消費者金融という言葉が台頭してきました。
呼び名が変わったのには主に2つの理由があります。まずはサービス対象が広がったことがあげられます。
当初はサラリーマンが主要でしたが、主婦やOLを含めた女性や自営業を営んでいる人もサービス利用を始めるようになりました。
もう一つはサラ金の持つイメージです。過剰融資や高金利、取り立ての執拗さによって債務者が自殺をするケースが目立ち社会問題化したこともありました。このため、サラ金地獄という言葉が登場をし、業者のイメージが悪くなったので、消費者金融という言葉に変えたのです。
現在でも業者自体が消費者金融という言葉を用いる傾向があります。2005年には社団法人神奈川県貸金業協会では会長声明という形でサラ金という呼称を使わないでほしいという声明を出しています。